【まとめ・要約】『小さな習慣』ってどんな本なの?5分で解説!!/書評・感想・レビュー
はじめに
今回は、『小さな習慣』という本を解説したいと思います。
分かりやすく端的にまとめましたので、5分程度でこの本をある程度理解できちゃいます!!
著者について
この本の著者は、スティーヴン・ガイズさんという方です。
この方は、2004年より、自己成長ストラテジーの調査と執筆を行っている。
また、2011年にブログ「ディープ・イグジスタンス」を立ち上げて、ホワイト・ダヴ・ブックスによって2012年の自己啓発ブログ第1位に選ばれたのである。
この本をオススメする人&オススメしない人
オススメする人
- やろうと思ってやっても続かない人
- 継続的にやろうと思ってもできない人
何かを習慣にしたい人は読めば習慣化するコツを知ることができる!!
オススメしない人
- やりたい事を習慣にさせるコツを知ってる人
- 何事も長続きできる人
この本ってどんな内容なの?特徴を3つにまとめてみた
この本は全部で7章で構成されており、「習慣」を読者に取り入れて長く続けてもらうように書かれています。
- 小さな習慣とは何か
- 脳を味方にする効果的な方法
- モチベーションとわずかな意志の力
- 小さな習慣を成功させるための心構え
- 小さな習慣はなぜ優れているのか
- 大きな変化をもたらす「小さな習慣」8ステップ
- 「小さな習慣」を失敗させない8つのルール
この中から、私が思ったこの本の特徴を3つにまとめてみました。
小さな習慣とは何か
習慣にしたいと思っている行動を、細分化し小さくした形を「小さな習慣」としている。
小さな習慣は、”ばかばかしいほど小さな”ステップから成り立ちます。
こんなに簡単でいいのかと思うくらい小さな課題を自分に与えて、その課題を実行していくことと書かれている。
例えば、「毎日30分読書する」ということを習慣にしたいと思うなら、まずは「一日2ページ分だけ読書する」というばかばかしい小さなステップにする。
脳の働きを理解する
脳には、特定のパターンを認識してそれを繰り返す「大脳基底核」と、何かをしたときの結果や長期的な利益を理解できる「前頭前野」という2つの部分があると書かれている。
前者はあまりエネルギー(意志の力)を使わずに効率的ですが、後者は多くのエネルギーを使うのであると書かれいている。
大脳基底核は、習慣づくりと段階的な学習に中心的な役割を果たします。
その為、「大脳基底核」が何かを習慣化させるためのカギとなる存在であると書かれている。
モチベーションではなく意志の力
心理学者のジェレミー・ディーンは「習慣的行動は不思議なほど無感情でおこなわれている」と述べており、筆者も行動が習慣に移り変わり始める頃には、行動への感情は薄れてくると書かれています。
行動するのにモチベーションが必要だと信じることほど、危険な習慣はありません。
それがないと何もできないと考えるのは問題です。
このように、とても不安定な感情である「モチベーション」を頼り習慣化を目指すのではなく、感情とは別物である「意志の力」を用いて習慣化へと行動すべきと書かれています。
この本を読んで個人的に学んだこと2つ
私がこの本で個人的に学んだことを2つ挙げたいと思います。
《ストレスを抱えると習慣化された行動をとる》
この本には「良い習慣にも悪い習慣にも当てはまる」と書かれていましたが、自分の行動を振り返ると仕事終わり等の疲れている時に無心でYouTubeを観る習慣があるので、この悪い習慣を変えていこうと思います。
《意志の力の消耗》
自己管理の研究で、一日の早い時間に難しい決断をした人は、その後誘惑に負けやすくなり、自制心が低下すると分かった。
この内容を受けて、出かける前に洋服を選ぶと少し疲れた感覚がするので、これからは前日の夜に決めていこうと思うようになりました。
まとめ
今回は、『小さな習慣』について紹介させていただきました。
- この本の特徴
- 小さな習慣とは何か
- 脳の働きを理解する
- モチベーションではなく意志の力
- 個人的に学んだこと2つ
- ストレスを抱えると習慣化された行動をとる
- 意志の力の消耗
自己啓発本ではありますが、所々で科学的な根拠を用いたり、心理学の論文を使用したりしているのでとても説得力があります。
なので、みなさんもこの本を読んで何かを習慣化してみましょう!!
|
最後まで読んでいただきありがとうございます。